月別アーカイブ: 2017年8月

ビジネス英語のカリスマが明かす「英語上達の第一歩」

夢を現実にするためには目を覚ませ

 

グローバルなキャリアを目指すのであれば、英語の学習は必須です。

「中学生の英語レベルで日常会話は用が足りる」などは俗によく言われることですが、いっぱしのビジネスパーソンが中学生レベルのカタコト英語では教養が泣きます。

 

「一生懸命話せば何とか意思は通じる」「シャワーのように英語を浴びているだけで、やがていつか英語が話せるようになる」「日本式発音でも理解してもらえる」「文法など知らなくてもいい」「簡単な単語数語だけ並べても通じる」……。

 

巷には英語学習に関するこうした「俗説」が溢れています。これらはすべて「神話」だと思ってください。こんなことは「夢」の世界にしか起こりません。

また、都合のいいことに、枕の中に組み込まれたテープレコーダーから流れてくる英語を聞きながら眠れば、寝ている間に英語がうまくなる、といった文字通りの「夢の機械」もかつて登場しました。最近はあまり話題にならないのは、効果がなかったからなのでしょうか。

 

夢を現実にする一番いい方法は、目を覚ますことである。
The best way to make your dreams come true is to wake up.
―Paul Valéry (French poet, 1871-1945)

こう言ったのはフランスの詩人のポール・バレリーです。

 

「現状でそれほど努力せずに英語を上達することができるのだ」と思っている限り現状維持です。それよりも上の段階に行くことは無理でしょう。

まず目を覚ましてください。

 

 

漫然と聞く英語は、ただの雑音でしかない

 

ただぼんやりと「シャワーのように」「BGMのように」英語を聞いていたのでは、どんなに長時間行っても効果は上がりません。

一般的に「リスニング」といっても、コミュニケーション理論ではSIERという4つの段階があると言われます。それを「きく」「聞く」「聴く」「効く」と表してみました。

 

まずいちばん低いレベルが「きく」(Sensing)です。これはセンサーが音を感知する状態、つまり「音がしている」ということを知覚する段階です。

英語をシャワーのように「浴びる」という行為は、この段階にあたります。その音がどのような意味を持っているかといったことは、まったく識別していません。英語を「音」として聞いているだけで、「言葉」を理解しているわけではないのです。

 

この次が「聞く」(Interpreting)の段階です。これは相手の言っていることの意味がわかるというレベルです。つまり音を言語として認識し、その意味がわかるという段階。

英語の音に慣れてくると、最初は雑音にしか聞こえなかったものの中から、言葉やフレーズが聞き取れるようになります。それはまさにこの段階です。

 

3番目のレベルは「聴く」(Evaluating)で、相手の話している内容を理解・把握し、その内容について考察・吟味できる状態を指します。評価を下すという、より能動的で積極的な行為です。

 

そして最後の段階が「効く」(Responding)。これは相手に対して、適切な反応をする段階です。相手の話をきちんと聞き、理解し、評価を加え、適切な反応を発信することを指します。このレベルで本当のリスニングが成り立つのです。

 

英語をただ音として、センサーのように感知していたのでは、何千時間聞いても上達しないのは当然です。真剣勝負のつもりで、注意力を集中して聞かなければ効果はありません。

ただ、人間の注意持続時間(attention span)が10分間程度とすれば、あまり長い間リスニングを続けると効率は落ちます。

 

漫然と一日中英語を聞いていても、それはただの雑音にしかなりません。それよりも10分でも15分でも集中して聞くほうがずっと力になります。

せっかくの教材を生かすも殺すもあなた次第なのです。

 

 

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就活に英語は必要? 就活で英語力を効果的にアピールするコツ5選

就活生のみなさんは、就活に英語は必要だと思いますか?

 グローバル化という言葉が頻繁に飛びかう現代。外資系企業や商社、メーカーなどはもちろん、その他の業種でも社内で英語を使う企業が増えてきました。スピードが勝負のビジネスシーン。

社内用語を英語で統一していれば、いちいち英語から日本語に翻訳する手間や、グローバル人材を獲得する際に起こる言語コミュニケーションの障害を省くことができ、時間の効率化ができますし、余計なコミュニケーションロスが起きません。グローバル化が進む今後の社会にふさわしい体制といえます。

 また、小学校で英語が教えられはじめるなど、教育シーンもグローバル化に対応し、いっそうグローバル化に拍車がかかっている状態です。

 国内企業では、まだまだ英語を話せない人が多いのも現状ですが、今後より一層就活生に英語力を求める動きは強まってきそうですよね。そんな状況を踏まえた上で、就活で英語力を効果的にアピールするにはどうしたらいいのでしょうか。就活と英語の関係と、就活で英語力をアピールする際の効果的なアピール方法のコツをご紹介していきます。 

■就活に英語は必要? 就活と英語の関係とは

 就活における英語の必要性は以前から話題になっていますが、2010年代初頭には英語を社内公用語とする企業が増えてきました。楽天やファーストリテイリング、アサヒビール、シャープ、日立など多くの企業が社内公用語、あるいはTOEICの超えるべきスコアを設定するなど、さまざまな英語への取り組みを行っています。 

このような企業や、海外に輸出入を行っている企業であれば、入社後に英語を使う機会も今後増えてくるはずです。就活で英語をアピールする際には、その企業のグローバル戦略をよく把握した上で、アピール文を作っていきましょう。 

■就活で英語力をアピールする際の注意点 

まず、英語力のアピール方法を具体的に考える前に、下記2つに注意しましょう。 

1.英語はあくまでツールであるということを認識する 
 英語は話すための言語でありツールです。ただ英語が話せるからといって、仕事がすばらしくできるようになるわけではありませんよね。大切なのはそれを使ってなにができるか、なにを学んだのかということです。英語ができるからと短絡的にアピールするのではなく、英語を使って学べたことをアピールすることが重要です。 

2.アピールすべきは企業の求めている能力だと認識する 
 英語ができることと、その会社に合った人材ということは全く別問題です。もし英語力が求められていないのに、英語力だけをアピールしてしまった場合、ただの自慢になってしまいます。まったく求めていない自慢話を聞かされる面接官は困ってしまいますよね。自分がアピールしたいことを伝えるのではなく、相手が求めているものを伝えるのが正しいアピール方法です。

 就活で英語力をアピールしたい場合、ただの自慢にならないためにもまずは英語力をいったん頭から外しておき、企業が求めている人材像にフォーカスしましょう。その中で英語力を身につけたエピソードが使えそうであれば、アピールのときに使うのがおすすめです。 

上記を踏まえて、英語力をやはりアピールしたいという場合、どうすれば効果的にアピールできるのでしょうか。続いて、英語力を効果的にアピールするコツをご紹介していきます。

■就活で英語を効果的にアピールするコツ
 

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