前回の私のメッセージでは、
何時間英語を学習するかではなく
「どう学ぶか」、つまり学習方法が外国語習得の場合、
非常に重要だということをお伝えしました。
今回は、いままでの学習で頑張ったにもかかわらず、
結局なぜ英語が使えるようにならなかったのか?
そしてどういう方法なら使えるようになるのかをお話していきます。
この問題を解決しない限り、
また頑張っても、成果が出ず、
挫折して、多くの時間を無駄にしてしまいます。
さて英語学習というと、
日本人がとても苦手というイメージがあります。
多くの日本人は大変勤勉な勉強家です。
これを見ているあなたはその中でも、特に勉強家かと思います。
それでも英語が身につかない、
これは学習方法の誤りが原因です。
語学力を読む・書く・聞く・話すに四分割すると、
日本人の場合、聞くこと、そして話すことに苦手意識を持つ人が多いようです。
そしてこの主な原因は学習の時間配分によるものです。
日本人の場合ほとんどの学習時間は読むことに割かれます。
80%以上と言っても良いかもしれません。
実務で英語を使う人でもメールやドキュメントの読み書きがほとんどのはずです。
日本語の場合、テレビを見たり、人の話を聞いたり、授業を受けたりと、
ヒアリングの時間が多くを占めます。
同じ言語という学習分野で、時間配分が間違っていることが問題なのです。
これは学校教育がそうなっているため、
社会人になってもこれを引きずっている人が多いことによります。
本当は学習方法に問題があるにもかかわらず
そのため留学など特別な体験をしないと、
英語は身に付かないという固定観念が日本人には植え付けられてしまっているのです。
もちろん他にも問題はあります。
次回は日本人が抱える英語学習の問題をあぶり出し、
どうすればそれを解決できるのか具体的な提案をしたいと思います。
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