月別アーカイブ: 2016年2月

英語の見方が変わる秘密の鍵

「英語に慣れる」の意味を理解する

 しかし、「英語に慣れる」というのはいったいどういう意味なのでしょうか。
そもそも、文法を学ぶこと無しに英語に慣れることなどできるのでしょうか――できます。
この点を理解するには、つぎの問題を解いてもらうのが、手早いと思います。
下の文章の()の中に、選択肢からもっとも適切なものを選んで入れて下さい。

急な事で申し訳ございませんが、私は明日北海道に出張(  )。
①するかもしれません
②することがあります
③するつもりです
④することになりました

 さて、どうでしょうか。答えは、もちろん④です。
これは“外国人”にとってはかなり難しい問題です。
しかし、今あなたは(ほぼ)一瞬で正解することができたはずです。
なぜでしょうか。文法が分かるからでしょうか。それとも・・・。

 加えて言うなら、もし、この問題について文法を使って解説しないといけないとなると、いったいどうなるでしょうか。想像するのも恐ろしいですね(※)。

(※)教える方にとってだけでなく、教えられる方にとっても大変なことになります。
もう一点大切な点として、問題を解くこと自体が少々面倒には感じませんでしたか。
なぜそう感じるかというと、1つの正解を探すのに、わざわざ3つの間違った答えを読まないといけないからです。
しかも、その中には紛らわしいものが、わざと入れられています。
このようにテストというのは、本来が「不自然なもの」なのです。
これはTOEICも同じで、アプローチの仕方を間違えると負の連鎖が起こって、何のためのテストか分からなくなります。
この点については、回を改めてお話しします。

英語を効果的につかむ2つの方法

 さて、これで「慣れる」の意味、そして文法が大きな障害に成り得る点について、取りあえずは理解していただけたと思います。
では、具体的に、私たちはどのようにして英語に慣れていけば良いのでしょうか
方法は2つあります。

 1つ目の方法は、英文を、その和訳とともにどんどんと耳で聞き、目で見て、声にも出して読み上げることです。
英→日、日→英と何度も聞いて読み上げます。
こうすると、英文の中に含まれている規則性(つまり文法)が自然と吸収されていきます。
映画・ドラマや洋楽の好きな人が、夢中になって英語(+その和訳)を聞いたり、読み上げたり、暗唱したりしているうちに、高度なリスニング力や会話力を身に付けてしまうのは、その典型例です。
とくに映画・ドラマの場合には映像もあり、ストーリー性もありますので効果的です。

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Recruitment

AXIES Toyama is seeking part-time English teachers for classes in Toyama area who

can work with a wide range of age groups (from 3-year olds to adults)
is responsible and professional
is flexible and creative to make classes interesting
Days, Time and Locations:
Tuesday – Saturday, 1:00 pm-9:30 pm (more than 2 classes)

Compensations: 400 JPY and above (2,000 JPY and above for 60 mins. class) decided based on performance plus transportation fees

Others: Long-term teaching experiences and good teaching skills are
preferred however we value a candidate’s passion and empathy in
education for Japanese English learners of all ages.

We also value a candidate’s long-term commitments toward his/her
profession.

To detail

小学校の英語教育義務化、保護者の9割が「賛成」

英会話のGabaは、小学生または中学生の子どもを持つ20代~50代の男女1,000人を対象に実施した「子どもの受験と英語教育に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2015年12月9日~13日。

英語教育改革をどう思う?

英語教育改革として、「小学校3年生から外国語教育が開始となり、従来、外国語教育が始まる学年であった小学校5年生からは英語を正式な教科として扱うように変更する」といった計画が進められている。

この教育改革について尋ねたところ、90.9%が「賛成」と回答した。
また88.7%が「英語教育改革で英語の4技能を習得できたら、子どもの将来の選択肢が広がる」と答えている。
外国語教育の早期化については、91.0%が「幼いころから英語に慣れ親しむのは、良いことだと思う」と回答した。

もしも、子どもの英語教師を選べるとしたら、どのような能力や経験に秀でた先生を選びたいか聞くと、53.9%が「英会話力を伸ばす、コミュニケーション重視の授業を行うことができる先生」と回答した。
次いで「ネイティブの発音で話すことのできる先生」(52.3%)、「留学などで、海外で過ごした経験のある先生」(40.1%)となっている。

英会話を楽しく教えてくれそうな”理想の英語教師”(芸能人)はだれか聞いたところ、トップは「関根麻里さん」(40.1%)だった。
2位は「パックン(パトリック・ハーラン)さん」(32.5%)、3位は「厚切りジェイソンさん」(31.9%)という結果になった。

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「弱形」を知れば、英語は9割聴き取れる!

学校の先生も誤解している「英語の発音ルール」とは?

英単語の発音には「強形」と「弱形」がある
日本人がネイティブの会話を聴き取れない最大の理由、それは「弱形」を知らないからです。
みなさんも、「弱形なんて初めて聞いた」という人がほとんどでしょう。
なぜなら日本の英語教育では、これについてまったく教えていないからです。

実は英単語には、「強形」と「弱形」という2通りの発音を持つものがいくつも存在します。
たとえばtoは、「トゥー」と発音すると学校では習ったはずです。
しかし普段ネイティブが会話するとき、toは「タ」と発音します。
この場合、「トゥー」が強形、「タ」が弱形です。
have toは「ハフトゥー」ではなく、「ハフタ」になるわけです。

試しに辞書でtoを引いてみてください。
強形と弱形、両方の発音記号がちゃんと掲載されているはずです。
しかも弱形の発音のほうが先に載っています。
これはすなわち、弱形を使うことのほうが多いということなのです。

ネイティブがtoを「トゥ」と言うことはほとんどない
実際、ネイティブが会話で使うのは、ほとんど弱形です。
強形を使うのは、非常に丁寧に話すときか、その単語を特別に強調したいときだけ。
ビジネスの場であっても、弱形がほとんどです。
それなのに、日本の学校では強形のみ、つまり実際の会話でほとんど使われない発音しか習っていないのです。
これではネイティブの会話が聴き取れなくて当然です。

どうも、「弱形」という言葉が誤解を生んでいるように思います。
英語教師であればもちろん、弱形の存在自体は知っています。
ただ、それを「弱く発音する」という意味だと解釈している人が教師の中にも少なくないのです。
toであれば、小さな声で軽めに「トゥ」と発音すればいいと誤解しているのです。

しかし実際は、強弱の問題ではなく、音自体が「タ」と別のものになっているのです。
教える側が勘違いしていては、習う側が知らないのも無理はありません。

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深刻な日本の英語力低下!ティーンたちの意識はどうなってるの?

2014年に文科省が高校3年生を対象に行った調査では、高校3年生の英語力が中学生レベルだったという結果が出ました。
最も成績の良かった分野は「読む」。
「書く」「話す」という分野は多くの高校生が苦手としているようです。
この結果を受けて、ティーンたちの英語に対する意識はどうなのか調査してみました。

英語は話せなくてはダメだと思う?
75%以上が「はい」と回答し、英語を話せる力が必要だと思っているようです。
しかし約20%は話せる必要はない、と回答しました。
学校の勉強として英語を捉えると、苦手意識を持っている子も多いとは思いますが、多くのティーンが英語を話せるようになりたいと思っているのは事実ですね。
英語を話せる力に必要を感じているので、英語を話せるようになる機会や工夫が必要なのかもしれません。
では、実際に自分の英語力についてどう評価しているのか聞いてみると……。

英語力に自信ある?
英語の必要性はさておき、自分の英語力の実力を聞いてみました。
英語力に自信が「ある」と答えた子は約20%という少々頼りない結果。
文科省の調査結果にも現れている通り、英語力に自信を持っているティーンがそもそも少ないという結果になりました。
ちなみに、英語を話す力は必要ないという意見を持っていても、英語力に自信があるという人が6名。。
この6名の勉強方法は「独学」が2人、「英会話スクール」が3人、「英語を強化する塾」が1人でした。
英語力に自信がない子たちからしてみたら、羨ましい限りですよね。

英語力アップのために取り入れている勉強法は?
“英語力アップのために”している勉強法を聞いてみたところ、1番多かった意見は「何もしていない」というティーンで全体の約60%。
何かしている子たちの中で最も多かったのが「独学」で、学校以外で英語を習いに行っている子は全体の約20%弱という結果となりました。
英語力に自信はないけれど勉強はしている、と答えた子の半数はやはり独学。
学校以外に英語を勉強しに行っている子の約40%が英語塾、約10%が英会話に通っているようです。

そして最後に、英語以外に興味がある言語を聞いてみました。

英語以外の言語、興味があるのは何語?

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