子供に何歳から英語を習わせればいい?

数年後に東京オリンピックも控え、現代の日本は急速に「グローバル化」を求められています。
企業においてもそのグローバル化を見越して、社内公用語を日本語から英語に替えるケースも出てきています。

親世代の私たちといえば、受験英語をバッチリ習った世代で「文法」など読み書きはかなりできるものの、「英会話」なると途端に口を閉ざしてしまいがちです。
子どもには生きた英語を学んでほしい、英会話で苦労させたくない、そう思っているママやパパも多いのではないでしょうか。

現在の公立小学校の英語教育はどんな感じ?

現在、まさに義務教育における英語教育変革期を迎えているところです。今、そしてこれからの英語教育はどのようになっていくのでしょうか。
「ニュースでチラッと聞いたことがあるけど、小学校でも英語を習うんだっけ?うちの子も関係あるのかしら」というママはぜひ知っておきましょう。

2018年度より小学5年生から英語が正式教科へ(2016年6月現在)

2018年度より小学5年生から正式に英語を教科として受けられるように努め、移行期間2年を得て、2020年には全国の小学校で5年生から英語の正式教科が完全に開始されることが決まっています。
正式教科ということは「成績がつく」ということです。授業時間は「週3回」行い、今の中学1年生が行うレベルの授業を行い、さらには簡単な英会話もできるよう指導することになるようです。

2020年といえば、ちょうど東京オリンピックの年です。今幼児期を過ごしている子どもたちは小学校で英語を授業として受ける年代となりますね。

上記に伴い小学3・4年生から「外国語活動」の授業が始まる!

2016年現在は小学5年生から教科外として「外国語に慣れる活動」が行われています。しかし、正式に英語が教科となってからは、こちらも学年が下がり、小学3・4年生からスタートすることとなる予定です。成績はつかないものの「英語に慣れるための授業」は小学3年生からはじまると思っておきましょう。

市区のモデル校になると小学1年生から英語授業を行う学校も

実は筆者の子どもの通う公立小学校は市区の「英語教育モデル校」に選ばれています。小学1年生の1学期から、朝は英語の歌を歌い、週に2回ほど英語授業がありました。2学期の半ばにあった学校公開(参観日)でその英語授業を見る機会もありましたが、先生がほぼ英語だけを話し、子どもたちも躊躇することなく英語で返事をしていました。

ただ、英語教育に対する取り組みは市区町村によってにかなり差があるようです。
「英会話を苦労なくできるように習得させたい」と親が願うのであれば、学校以外で英語に慣れさせることを考える必要があるかもしれません。

何歳からスタートさせる?各年齢メリット・デメリットを知ろう

「子どもに英語で苦労させたくない」そう思う親ほど、低年齢からの英語教育に熱心な傾向がありますが、低年齢の英語教育は必要ないという専門家もいます。英語を習うにあたって、年齢によってどんなメリット・デメリットがあるのか考えてみましょう。

0歳~2歳まで抜群の言語習得時!ただしデメリットも

赤ちゃん~2歳といえば、まさに母国語の習得期間でもあります。見た、聞いたものを紐づけてどんどん言語能力をのばしていくときに、英語のCDや英語の絵本の読み聞かせなどをすれば、母国語とともに英語も習得していきます。その反面、子どもの成長によっては、英語の習得に力を入れるあまり母国語の習得が遅れることもあります。

「まずは母国語をしっかり習得させたい」「うちの子は言語発達が少しゆっくりかもしれない」という場合は、母国語を徹底してしっかりコミュニケーションの楽しさを教えてあげるほうがその子のためになることもあります。

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