英語の必要性はもはや言うまでもありませんが、いざわが子にバイリンガル育児をと考えると、不安に思うこともあることでしょう。
今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、バイリンガル育児についてママからよく問い合わせのある質問に直接お答えします。
■「バイリンガル育児」を検討中のママが不安に感じがちなこと4つ
●よくある質問1:「日本語に影響はないの?」
バイリンガル育児をすると、日本語も英語も中途半端になると聞いたことがあるので不安。
英語は、話せるといいなと思うけれど、変な日本語を使われても困ります。
<専門家からの回答>
日本に住んでいる限りまったく心配いりません。
24時間日本語を聞く環境にいますので、バイリンガル育児をしたからと言って、日本語が中途半端になるということはありません。
英語がペラペラの帰国子女でも、たちまち日本語の会話になってしまいます。
むしろ日本にいながら英語力を維持することの方がむずかしいです。
●よくある質問2:「日本人としてのアイデンティティは育つの?」
幼児期からインターナショナルスクールに行っている子が、日本人なのに漢字も書けないし、日本のことを何も知らなくて、困っているらしい。変な日本人にならない?
<専門家からの回答>
これは親の考え方次第です。幼児期から完全に欧米式インターナショナルスクールに行かせ、家庭で日本のことを何も教えなければ、国籍不明の人間になってしまう可能性はあります。
でも、仮にインターナショナルスクールに行かせても、家庭で親がきれいな日本語を話し、日本の習慣や行事を大切にしていれば、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ったバイリンガルに育つでしょう。
家庭でのバイリンガル育児の場合は、アイデンティティが揺らぐほどの事態にはなりえません。
●よくある質問3:「親が英語を話せなくても大丈夫?」
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